文才とは

何十年も前に、誰が言っていたのかももはや忘れたが、
「文才のない人の文章は、事実の羅列になっている」
と言っていたのがやけに頭に残っている。


小学生の日記みたいに

朝起きて、
歯磨いて顔洗って朝ごはん食べて、
学校行って授業受けて
授業終わったらクラブ活動やって
終わったら友達と帰ってきて
夕ご飯食べて
テレビ見て宿題やって
風呂入って寝た

みたいな調子の文章のことだと思っているが
まさに私の文章がそんな調子なのだ。

謎解きのエピソードなんかがその真骨頂だと思うだが
嫌気がさす。


事実の羅列がいけないんだと思い、1点突破の深堀パターンで書いてみたら
なんだかシステム障害の報告書みたいになってしまった。

こんなことやったら
そんなことが起きてしまった
原因はおそらくあんなこと
それを踏まえてこの後こんなことしようと思う

みたいな調子の文章だ。
作業管理方法の見直しのエピソードなんかがこれのパターンだろう。
職業病なのか知らんが、残念な文章だ。


文才がある人、読んでてて引き込まれる人の文章は
変化があるというか
ユーモアがあるというか
読者目線というか

とにかく単調じゃなくて意外性があって面白いのだ。
正直うらやましい。

どうしたらいいのか。
おそらくこれまでの読書量が足りないのだろう。
中学生以降はろくに読書していない。
読書はしたいと思っているが、
そうこうしているうちに活字が目に厳しいお年頃になってしまう。

とりあえず、ブログは頑張ろう。