⑦ロックインジャパンひたちなかに行ってきた話(2日目後半)

この日は前に書いた通り、めちゃくちゃ暑いのであまり活動的にならず、タープでおとなしくしようと決めました。
5年ぶりのひたちなかで、フェスの楽しみ方も少し変わった気がします。
やはり体力なのか気力なのかが衰えているのは実感しました。
以前だったら、何組かのアーティストではステージの近くに行って飛んだり跳ねたりしていたのですが、今回はそんな元気もなく、抽選で当選した前方席の時だけ前に行って、それ以外は遠くからぼんやり見るようになりました。

その代わりといってはあれですが、今回はフェス飯を楽しみにしていました。
この2日間でもいくつか食べました。

鉄板の五浦ハムは食べましたし、ステーキ丼やらカニコロッケやらいろいろ食べました。
フェスで食べるという雰囲気も加わってどれも美味しいですよね。
そんなわけで、この日は暑い時間帯は、フェス飯食べて昼寝してというのを繰り返していました。

・Be:First
お初。そもそもダンスグループのライブを見ることもめったにないので新鮮だった。
全曲踊るのかなと思っていたら、歌うだけの曲もあり。
ロックフェスにダンスグループ!?という議論もあるが、フェス用に盛り上がるセトリを考えてきたのかなーと勝手に想像し、朝のトップバッターとしてはとても盛り上がったよいステージだったと思う。

エレカシ
本日の前方席当選アーティスト。前から8列目くらいだったか。肉眼で宮本さんの表情が分かる近さ。
知ってる曲も当然あったし、知らない曲もあったが、雰囲気が個性的で独特の世界観の持ち主なのだなーと思った。
とはいえ、いまさらながらエレカシのすごさを再認識した。
この年になると、解像度の高い恋愛の歌詞よりも人生の応援歌的な歌詞のほうが刺さるので、そういう意味ではとてもよかった。

・スーパービーバー
ライブハウス出身スーパービーバーです。と自己紹介したところに、ほかのバンドとは音楽の重さが違うというプライドを感じた。
実際、曲やMCを聞くと、20年苦労してきた経験がステージに表れていてかっこよかった。秩序を乱したい、とか、有名になりたい、とか、メッセージを残したい、とか、それぞれのロックバンドにはロックバンドをやる目的があると思うのだが、このバンドは何のためにロックバンドを続けているのか、というメッセージが説得力のある言葉でしゃべってたので、人気がある理由が分かった気がした。個人的にも感動した。

ELLEGARDEN
ELLEGARDENのTシャツを着ている人を多く見ていたし、この日最後のステージなのにみんな残ってステージを見ていたので、やはり人気なのだなーと再認識した。個人的にも「風の日」は大好きな曲だ。
この2日間通していろんなロックバンドを見てきたが、軽いバンドと重いバンドがある。軽いバンドが悪いわけではない。キャッチーな音楽は多くの人に受け入れられると思うしビジネスとしては大事なことだ。このバンドは重いバンドだと思った。曲も姿勢も王道ロックバンドという印象でさすがである。


そんなわけで2日間のロッキンひたちなかが終わりました。
全体的な感想としては、やはり1ステだけだと寂しいな、という感じです。
フェスの雰囲気は好きだし、ひたちなかに戻ってきたなーという実感はありますが、やはり5年前のような規模でのフェスを期待してしまっていたので、あともう少し高揚感が足りませんでした。
ただ、何度も言うように行ってちゃんと楽しかったし、また行きたいなと思わせてくれました。
人や規模が少なければ少ないなりに快適な部分もありますしね。

そーいうわけで楽しい2日間でした。

 

 

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